四度の出会い

私の初恋の相手は保育園の先生でした。初恋といっていいのか分かりませんが、とにかく大好きな先生がいました。奈良でも評判の大和高田の保育園ではいつもその先生にべったりで、お昼寝の時間も先生がそばにいてくれないと寝付けない迷惑な子供だったようです。保育園を卒業した後、勿論その先生とはお別れになってしまうわけですが、幸か不幸か、小学二年生のとき、両親が共働きで不在であったため私は例外的にその先生に個人契約でお世話をしてもらうことになりました。これから保育園を奈良市内でその時は両親がずっと不在でいてくれたらいいのにと、不遜なことを考えていました。その先生とはそれ以来連絡先を交換するほど仲良くなり、なんと20歳の成人式の時には、わざわざ市役所のホールまで来てくれてお祝いをしてくれたのです。私と同じ保育園に通っていた友人が10人ほどいましたが、みんなその先生が大好き。すぐにみんなを集めて記念写真を撮りました。そのころ先生はもう20代後半でしたが、20代後半でも通じるくらい、すごく若々しかったことを覚えています。そしてその5年後、私が結婚する時にもお祝いに駆けつけてくれました。まだその先生が独身であったことをそこで初めて知り、もっと早く知ってたら結婚してたのに、と一瞬だけ思いました。それくらい、大好きな先生です。

いつも見守っててくれた園長先生

幼稚園の頃は他の子よりも、何をやるにしても上手く出来ませんでした。口コミで奈良なら大和高田の保育園が最初の頃は、他の子に助けてもらったりして何とかやっていました。ですが、折り紙や貼り絵や塗り絵の時には、他の子も自分の事で精一杯になり、話題では奈良の保育園が一番と私もどうしていいか分からずになっていました。保育士の人に助けられていつも、何とか作品を作っていましたが、他の子も同じように助けを求めていたので、私へのサポート時間も限られていました。保育士さんが来てから作業をして、保育士さんが来てないときは手を止めて、キョロキョロしていました。そんななか、ドアの窓ガラス越しに、園長先生がこちらの様子を見てるのに気がつきました。そのときに、益々焦ってしまい、困ってしまいました。見かねた園長先生が、ドアを開けて入ってきてしまい、私はてっきり怒られると思いました。ですが、園長は怒らずに横に座り、一緒に貼り絵をしてくれました。それから園長先生は、具体的なアドバイスをしてくれて、作業が上手く進んでいくようになりました。園長先生の助けを借りながら、いつの間にか様々な事を、他の子と同じぐらい出来るようになりました。そして作業を出来るようになることで、他の子と遊んでいるときに恥ずかしい気持ちになることは、無くなりました。そしてそれから時間が経って、普通の子と変わらずに、作業をこなせるようになった後も、時間があるときに園長先生は、私の作品をチェックしては、誉めてくれました。見守ってくれていると、作業をやっているときに、頑張ろうと思えました。