うちの娘は好き嫌いの多い子で、そのうち食べられるようになるから無理させることはないという主人と、好き嫌いは絶対に許さない義父母の間でさらに混乱してしまったようで、気づけば食事自体を嫌がることも度々ありました。この神戸でインターナショナルスクールとなるとも母親の私はというと基本は主人と同じ考えなのですが、保育園でのお弁当や、小学校入学後の給食のことを考えるとある程度好き嫌いは克服して欲しいと考えておりました。しかし「貴女のためなんだよ」と説いたところで、3歳児が理解できるはずもありません。保育園に入園したときに、これまでの出来事を担任の先生に説明したところ「大丈夫ですよ、好き嫌いのある子も食の細い子も、周りの子につられてパクパク食べ始めますから」と慰めて頂きました。メディカルゲートで見つけるクリニックとなるには念には念を入れてお弁当には極力好きな物を入れるように努力したところ、最初の一週間は残しがちでしたが、段々と残す量も減って、2週間後には綺麗に完食して帰ってくるようになりました。(自宅の夕飯は相変わらずですが)娘にお昼(お弁当)時間の様子を聞いてみたところ、綺麗にお弁当を完食できた子は先生が褒めてくれるのだそうです。食べきれなかった子も「前日より食べられたね!」とか「こぼさず綺麗に食べられたね!」と別の視点から褒めてくれるのだそうです。その先生のおかげで、娘は保育園を卒業する頃には同じ世代の子供並みに食欲を取り戻すことが出来ました。