登園拒否の娘を優しく見守ってくれた幼稚園の先生方

娘は、入園した頃は、あの奈良でも大和高田でも保育士の求人を求めれば楽しそうに登園してくれて泣くだろうと構えていた私や夫は拍子抜け。ですが、運動会の練習が始まると「運動会に出たくない。だから練習したくない」と毎朝泣いて登園拒否をするようになりました。泣いている娘の手を引いて園の玄関まで行き近くにいる先生が「今日も頑張っているね」と笑顔で娘を引き取ってくれて私は帰っていく日々。どうやらトイレつまりのことは大阪からしてそんな日が続くと、先生達にも迷惑をかけている娘も負担だろうな、休ませてしまった方がいいのかもしれない。という迷いが私の中に生まれてきて、先生達に娘を引き渡す時の「お願いします」の声も笑顔も引きつっていくのを感じました。私の様子に気づいたのか、ある日降園時間に園長先生と教頭先生に呼び止められました。「今日は、職員室で過ごしました。」と言われ、探偵が大阪で人探しをする行方調査には休ませてと言われるんだと覚悟した私に先生方は「お母さん、いつも連れてきてくれてありがとうございます。大変でしょ?休ませるほうが楽だよね」「でも〇ちゃん頑張っているからね。自分の気持ちもきちんと話してくれる。それが自分本位な意見な時はこちらも注意しているし、受け止めてあげないといけないときは受け止めています。この薬剤師に山形からあってはもう少しだと思うから一緒に見守ろうね」そう温かい言葉をかけてくれました。園長先生、教頭先生だけでなくクラスの担任の先生、他の学年の先生まで「今日、お手伝い頑張ってくれましたよ」と声をかけてくださって、私と娘を温かく見守ってくれました。あの時、先生方が声をかけて見守ってくれていなかったら、私は娘を休ませて登園拒否の期間が長引くもしくは退園を選んでいたかもしれません。その口コミから奈良で保育園が見つかるにはここで卒園式で堂々と卒園証書を受け取る娘の姿を見ることが出来たのは、紛れもなく先生方のお陰だと今でも感謝しています。