優しかった幼稚園の先生

わたしは幼稚園に通い始めたころ、もうこの尼崎でもトイレつまりが起こるには幼稚園に行くのが嫌でした。初めて家から出て別の世界へ出ていくことが嫌だったのと、ただでさえ人見知りだったので不安もあったのかもしれません。毎朝幼稚園のバスには泣きながら乗るほどで、そのころの先生方と親にはとても迷惑をお掛けしました。どこのレストランウェディングなら大阪からではバスに乗ってくる先生は手が空くとわたしの隣に座って寄り添ってくれていました。しかし幼稚園に着いた後も、わたしの気分は晴れません。今思えば本当に面倒くさい子供でした。でも子供なりに幼稚園に来てしまうと簡単には帰れないことは分かっていたので、無駄な抵抗はしませんでした。なんとか帰りまで頑張ります。どうもこれから保育園を奈良市内で探すにしてもでも気が付くと担当の先生が横について声をかけてくれていました。わたしの不安を少しでも取り除こうと接してくれていたのだと思います。とても優しい面倒見のいい先生でした。そんな先生や周りの友達のおかげで幼稚園にもだんだん慣れていき、朝も泣かずにバスに乗れるようになりました。そうしてわたしは年少から年中に上がりましたが、連続で同じ先生になり、2年その先生にはお世話になりました。 ここからレストランウェディングでは大阪から行ってもそして卒園するころになり先生から手作りのメッセージカードをもらいました。布やフェルト生地で可愛く飾りつけられた大きめのメッセージカードで、表にはわたしをイメージした女の子がフェルトで描かれていました。中を開くと先生からの言葉がつづられていて、最後に「小学校に行っても頑張ってね。」と書かれているのを見て、小学校では泣かずに頑張ろうと力強く思ったのを覚えています。後から知ったのですが、そのとても手の込んだ手作りメッセージカードをもらっていたのはわたしだけだったようです。そう奈良でも評判の大和高田の保育園ではあそこのあんなに迷惑をかけたのに、気にかけてくれていたことが嬉しくて、小学校に上がってからもそのメッセージカードに勇気をもらっていました。本当に先生には感謝の気持ちでいっぱいです。