幼稚園の先生に救われました。

私の親は今でいう「毒親」でした。褒めることはもちろん、気持ちに寄り添ったりしてくれたことは一度もありませんでした。年長で幼稚園に通い始めた時、口コミで奈良なら大和高田の保育園が担任になった先生がすごく優しくて色んなことを褒めてくれる先生でした。最初、子供ながらに「どうして私が笑うと先生も笑うんだろう」と疑問に思っていました。家では私が嬉しそうにしたら母はなぜか機嫌が悪くなるからです。容姿に関してもよく罵声を浴びせられていました。話題の保育園を奈良で見つけようと担任の先生は母とは真逆のことばかりするので、私は混乱してしまったのです。そのことを何の気なしに先生に話すと、先生は一瞬驚いたような顔をしましたが、直ぐに笑顔になりました。そして私と目線を合わせて「あなたが笑ったら先生は幸せな気持ちになるんだよ。あなたの笑顔はみんなを元気にする力があるんだよ。」と頭を撫でながら言ってくれました。嬉しくてたまらなくて、私はその言葉を宝物にしました。それ以来、母からキツくあたられても、その言葉を思い出していました。私の心の拠り所だったのです。先生とは社会人になるまで年賀状などのやり取りをしていました。先生は私の気持ちを知ってか知らずか、いつも手紙の最後には「今もチャーミングな笑顔で笑っていますか」と添えてくれました。その先生の存在があったから今の私があります。本当に素晴らしい先生でした。