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私が救われた先生からのことば

私が救われた先生からのことば

娘が幼稚園へ通うようになり、初めは楽しそうに登園していました。毎日、幼稚園での出来事を話してくれて安心してましたが、1か月が過ぎるころには、このエレメンタリースクールなら神戸でもこんなになってはなんだか不思議なことを言い出しました。○○(娘の名前)が死んだらママはどうする?とか、死んだらどこにいくの?等…。なんだかおかしいと思い話を聞いてみると、同じクラスの女の子にいじめられている様子でした。そのいじめっ子は、他にもいろんな子に意地悪をしているようでしたが、奈良で評判の保育園はどこもかしこもいえる娘は悩んでしまい頻尿になり、いつも緊張状態が続いているのか、1時間に何度もトイレに行ったりと、生活に支障をきたしてしまいました。そして、幼稚園へ相談したのですが、そういう事(意地悪)があることが知っているが再度同じようなことがあれば連絡しようと思っていた。奈良で大和高田の保育士を求人なんてと、曖昧な返事で私には職務怠慢のなにものでもないと、先生には任せられないと思い、転校を視野にいれ別の幼稚園へ見学に行きました。その幼稚園の先生に、これまでのいきさつを話しながら涙が止まらなくなり、先生から言われた言葉が❛大変でしたね、お母さんよく頑張りました。もっとホームページ制作の仕事が神戸で過ごせると本人が一番つらいはずですよ❜と。先生も涙を流しながら話を聞いてくれました。娘を連れて見学へ行きました。見学がおやつの時間だったのですが、娘にもおやつを準備していただき、みんなで食べていると、一人の男の子が、自分のおやつの半分を私にどうぞ!と分けてくれたのです。私はびっくりして、ありがとう。と言うと、先生がやってきて、どうやって神戸のインターナショナルスクールではお母さんにも準備しているから大丈夫だよ。とその男の子へ返してくれてました。こんな優しい子がいる幼稚園て、なんて素晴らしいんだろうと思いました。その日に転校を決め、そのまま、その幼稚園で卒園をすることができました。その先生のことは今でも忘れません。そして、その男の子の事もわすれません。